◆制度・組織・教育◆ |
制度・組織
私達には、部長・課長といった職制は存在しません。
各ランクの役割ジュニア・プログラマ●上級者のもとでプログラム作成の諸フェーズを行う。 ●計算機の一般的知識を持ち、開発環境、H/W−S/Wインターフェイスなどの調査テストを行う。 ●上級者の指導のもとで、各ドキュメントの作成を行う。 ミドル・プログラマ ●計算機の一般的知識に精通し、客観的に良質のプログラム・システムを構築する。 ●内部仕様書の作成に参加する。 ●最適なプログラム検証を行う。 ●初級者に対し、教育を行う。 シニア・プログラマ ●プログラム技術において専門分野を持ち、開発プロジェクトの技術的中枢となる。 ●外部仕様書をもとに客先と折衝を行い、最適なプログラムを作る。 ●一定の幅でシステムの評価を行う。 システム・エンジニア ●プロジェクトのリーダーシップを取り、業務遂行の責任を負う。 広範のシステム技法を持ち、最適なシステムを構築する。(ソフト・ハードを超越して。) ●全体的、個別的なスキル・アップ施策を実施する。 主任研究員 ●特定分野での研究活動を行う。 ●特定分野でのプロジェクト・サポート及びデザイン、教育を行う。 ●専門分野での対外教育・著作・翻訳業務を行う。 特別企画員 ●会社の方針策定・運営に参画する。 ●学会活動・論文発表などを行う。 ●自ら、プロジェクト業務を企画し運営できる。(開発、コンサルテーション、監査など) 運営組織全体的方向を定める会社の運営方針・規則の決定、そして業務遂行上の調整はすべて会議により行われます。最高決定機関を企画推進会議とし、運営方針を討議する企画委員会、技術問題を検討するSE会議、業務遂行上の調整をするリーダー連絡会議、そして全員が各々に参加するプロジェクト会議があります。欠く技術者の問題提起・提案はプロジェクト会議でなされ、リーダー会議を通して直ちに各会議に送付され、討議され、結論付けられ、フィードバックされます。各会議は必要に応じ委員会あるいは研究会を設置し、種々の問題を諮問します。それらは全社員を対象とし、会議が必要とする構成員を任命し、責任者を選任することにより運営されます。たとえば、企画会議のもとに、制度・規則検討委員会、SE会議のもとに技法研究会・定量評価研究会・図書資料整備委員会などが活躍しています。このように5種の会議と各種の委員会、研究会により全員の参加による会社の運営がなされなければならないと考えています。
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